フランスの田舎暮らしと大好きなアンティークの話をゆったりと綴ります。リンクはご自由にどうぞ。コメント欄が閉じていることが多いのですが、コメントくださった方、こちらから伺わせていただきますね!
by la_cle
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sozai
chaton noir 様
フランス 国際結婚手続きについて ③ (2010年)
さて、前回の続き、国際結婚手続きの『フランス人の配偶者ビザと移民局申請書』について、書いておこうと思います。

以前の記事は、こちらから。
フランス 国際結婚手続きについて ①(2010年)
フランス 国際結婚手続きについて ②(2010年)

残すところは、いわゆる『滞在許可書』の取得です。

聞くところによると、サルコジ政権の前までは、観光ビザでフランスに入国し、こちらで書類を整えることが可能だったようですが、現在は必ず日本で、
* フランス人の配偶者ビザ(長期滞在ビザ)
* フランスでフランス人と結婚し、長期滞在するためのビザ

のどちらかのビザを取得しておかなくてはいけません。

そして、どの方のブログなどを検索しても、「配偶者ビザ」のほうが、取得が楽だということだったので、私もあっさり、配偶者ビザを取得することにしました。

違いとしては、結婚前にビザを取得しておくか、結婚後にビザを取得するかだと思うのですが、書類の数が違うのと、結婚前のビザの場合、銀行口座にお金がこれだけありますよという証明書が必要なので、多少面倒だからだと思います。

詳しくは
在日フランス大使館のHPを参照してもらったほうがいいです。というのも、いろいろと変更があるので、こちらで書いてあることから、変更になることがあります。

まず、一番最初に、必ず在日フランス大使館のビザセクションのHPにて、『予約』を取らなくてはいけません。出発の3ヶ月前から、2週間前まで予約を受け付けてもらえますが、何人か書類不備で、却下されていたのを見ましたので、最低3週間くらい前には予約していたほうがいいと思います。

東京近郊に在住の方は、問題ないかと思いますが、その他の方たちは、わざわざ東京まで行かなくてはいけないので、大変面倒です。
受取りは、600円の切手と返信用封筒(宛名記載)を用意すれば、送付してもらえますので、おすすめです。

申請必要書類は、以下の通りです。

① 長期ビザ申請書1部  こちらの記入は、日本語訳されたものをダウンロードできますが、記入例ではないので、
  何を書くのかいまいちわからない部分もあり、結構難しいので、必ず自宅で記入してから、
  持って行くのが無難です。その場で、記入させられている人もいましたが、
  教えてくれるわけでもなく、かなりみなさん大変そうでした。
② 10年以内に発行され、なおかつ残存期間が少なくとも1年3ヶ月以上残っているパスポート
  (顔写真の出ているページのコピー)

③ 写真2枚(同じ写真でカラ-のみ・正面・無帽・白の背景・35X45㎜・顎から頭までの長さが写真全体の70〜80%以内のもの・デジタル写真不可)
  こちらは、フランスで撮影しておくと、規定通りに出来上がるので便利です。
④ 外国籍の場合、日本での滞在許可証、外国人登録証 オリジナル+コピー1部
⑤ 結婚証明 オリジナル+コピー1部2ヶ月以内に発行された
  フランス婚姻書証謄本(copie intégrale d’acte de mariage français)
  及びフランスの家族手帳(livret de famille français)

  こちらは、自分たちの結婚式をあげた役場に行けば、すぐに作ってもらえます。
  どちらも、コピーが必要です。
⑥ フランス人配偶者の証明
  有効な身分証明書(carte nationale d’identité)のコピー1部 
  または、フランス国籍証明書のコピー1部
  (注意:フランスのパスポートは国籍の証明書ではないようです)
  または、国籍の載っている出生証明書のコピー1部(注意:COPIE INTEGRALEのみ)
 
⑦ 移民局(OFII)申請書
  フランス帰国後、必要になりますので注意してください。

その他のビザは、申請料金がそれぞれ必要みたいですが、配偶者ビザは無料でした。

待つこと、14日間。
ちゃんと、出発日までに私のパスポートが返ってくるのか、かなり不安でしたが、
無事に申請が通り、VISAが発行されました。

これで、やっとフランスに長期滞在ができる!とほっとしたのもつかの間。
この後、フランスでの手続きが待ち構えています。。。

さて、ここからは、大使館での出来事。

実は、かくいう私も、長期ビザ申請書を書くのにかなり苦労しました。
現在、どこに書いてあるのかいまいちわからなかったのですが、アルファべは大文字のみと何人かのブログで読んだので、前日に、住所を一から書き直し・・・。
また、何度も「滞在先は?」「滞在中の保証人は?」「家族は?」と出てくるので、「これって、毎回書かなくてはいけないのかな?」と疑問に思い、当日、誰かに聞いてみようと暢気に構えていましたが・・・。

当日、所定の場所に行くと、入口の扉に鍵がかかっており、警備の人が私を確認して、鍵を開けてくれました。その後、手荷物検査と身体検査(飛行機搭乗前の貴金属反応のセンサーの前を通ります)を経て、やっと中へ。。。

そして、私の考えていた状況と全く異なり、中では異様な緊張感が張り詰めていました。
話をしている人たちは一人もいなく、人に聞けるような雰囲気ではありません。

そんな中、一人の女性が窓口で泣いていました。
「困ります!?今日、わざわざ予約して遠方から来たんです!!どうしろって言うんですか!?」とかなり言いあいをしています。
多分、書類に不備があったのでしょうが、ねばったかいもなく断られていました。

在日フランス大使館のHPを読むと、

*電話での質問は受け付けません。
*質問の内容はビザに関するものに限ります。
*フランスに行ってからの手続きに関する質問にはお答えいたしません。
*必要書類の取得方法、代替書類に関する質問にはお答えいたしません。
*ビザの申請の前、必要書類の形態についての質問にはお答えいたしません。書類の確認は申請の時窓口で行います。
*複数の質問をいただいた場合でも全ての質問にお答えするとは限りません。
*基本的にそれぞれのビザに必要な書類はウェブに掲載しているもののみですので、そちらをご参照ください。

と書いてあるとおり、個人的にとても冷たい印象があります。
日本のように懇切丁寧に対応してもらえると思ったら大間違いで、
できるだけ事前に自分で調べて用意するのが無難で、おすすめです。

また、ビザを取得申請する人のみが、ビザ申請セクションの中に入れるので、友達や旦那さんについてきてもらって・・・と言うわけにはいかないのでご注意を。


さて、話は元に戻り、待つこと30分。
やっと、自分の名前が呼ばれました。

相手は、フランス人の男性です。

「どのビザが必要ですか?」と日本語で聞いてきたので、「配偶者ビザが欲しいのですが・・・」と答えると、突然『にこっ』っと笑顔になり、「じゃあ、フランス語が話せて当然だね。ここからはフランス語ね」と言われました。

さして難しい質問がなかったので、なんとか受け答えすると、1部コピーが足りなかったものを、「僕がやってあげるよ」とかなり上機嫌の様子。
あの緊張感が嘘のように、スムーズに終わり、指紋採取と写真撮影を終えた頃には、「僕、今日初めてフランス語で応対できたよ」と余分な話をしだしました。

「フランスに留学したいってビザを取りに来てるのに、みんな「フランス語はわかりません」って言うから、いつも不思議なんだ」と言っていましたが、やはり、少しでもフランス語で話すと彼らもとても親切です。

日本では、「お客様至上主義」ですから、それこそサービスを受ける側の当然の権利として、なんでもやってもらうのが当たり前になっています。
これに慣れきっていると、外国で生活していくのは厳しいということを改めて感じた一日でした。
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by la_cle | 2010-11-20 01:41 | 国際結婚手続きなど
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